東京都国立市のＪＲ国立駅北口から北へ少し歩いた所に公益財団法人鉄道総合技術研究所があります。
この研究所は、鉄道技術の研究・開発を行う公益財団法人であり、JRグループの一つでもあります。最寄り駅は国立駅ですが住所は国分寺市です。
国立駅から鉄道総合技術研究所へ続く廃線跡があり、今回はその廃線跡を歩いてみました。
最初に、ＪＲ国立駅旧駅舎です。
ＪＲ中央線が高架化され、旧駅舎は案内所・売店・待合室として残されています。
国立駅北口の近くに廃線跡があります。
かつてはＪＲ中央線と繋がっていました。
廃線跡は「ポッポみち」という名の遊歩道として生まれ変わりました。
国立駅側の始点にポッポみちの案内図があります。
また、かつて使用されていた線路と枕木も残されています。
遊歩道を先に進むと、鉄道総合技術研究所入口前に突き当たり、ここがポッポみちの終点となります。
遊歩道の終点近くにある廃線跡を跨ぐ歩道橋を上がるとアパートの３階に直接行ける構造が面白いです。
また、下には架線がある踏切でよく見る注意看板が残っています。
鉄道総合技術研究所のすぐ近くには０系新幹線の車両を使用した新幹線資料館があります。
鉄道総合技術研究所と新幹線資料館との間は国立市と国分寺市の市境になっています。
この資料館は国分寺市にあります。
隣には国分寺市ひかりプラザも併設されています。
中は新幹線に関する様々な資料やかつて使用されていた座席が展示されています。
また、運転席に入ることもできます。
国分寺市ひかりプラザの中には大きな鉄道ジオラマがあり、実際に鉄道模型を動かすことができます。
新幹線資料館がある地名の「光町」は新幹線ひかり号が由来みたいです。
